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大切なのはリズムとアクセント

タイ語は発音のコツを掴むまでは非常に難しい言語ですが、音のリズムを捉えることが出来れば直ぐに上達します。日本人の私たちが努力して現地語を話せばタイの人達は喜んで相手になってくれるので、練習相手にも事欠きません。熱意さえあれば、現地人との簡単な意思疎通は直ぐに出来るようになるでしょう。

ところで、タイ語と言っても、首都バンコク周辺で話されている所謂バンコク語のほかに、各地に方言があります。しかし、それぞれ非常に似通っているため、一つ覚えれば後は簡単に応用が効きます。ラオス語に近いイーサン語(タイ北東部の方言)など、独自の言葉を多く含む地方言語もありますが、表現のパターンはある程度決まっているので心配する必要はありません。

日本人にとってタイ言語の発音が難しいのは、言葉にメロディーがあるからです。日本語にない声調が5つもあり、それに惑わされるのです。更に、母音や子音の発音も日本語のそれとは違うため、混乱に拍車がかかります。

タイ語ビギナーは最初、現地人の言っている言葉を真似て発音したつもりでも相手には全く伝わらないという事態に直面します。これだけで挫折して言語習得を諦める人も少なくありません。外人なのだから、少しぐらい変な発音なのは受け入れられても、何を言っても全く通じないと現地語を勉強する気は急激に失せてしまいます。

発音や声調に関しては、言語教室や会話学校に行けば学ぶことが出来ます。特に、タイ語を完璧に近いレベルまでマスターしようと考えている人は、やはり最初の内から徹底的に発音を習い矯正してもらうのが良いでしょう。

言語学習の目的がもっと気楽で、とりあえず片言ぐらい現地語で会話が出来るようになりたいと考えている人は、独学でもタイ語の発音をある程度習得することは可能です。その場合、まずは日本語の発音を完全に無視して、言葉を歌のように感じ取ると良いと思います。中国語や英語を勉強した人は、それらの言語の声調やアクセントを参考するすることも可能です。

ビギナーは、リラックスしてあまり固くならないことです。初めから完璧な発音など出来るわけがありません。日常会話なんて、話している相手に通じさえすれば良いのです。タイ人は外国人の発音が少しぐらい間違っていても、その時の状況と、会話文の全体的な流れから意味を把握してくれます。発音は8割から9割合っていればそれで十分です。あとの1~2割は気持ちとジェスチャーで伝えれば良いのです。

タイ語を習う際に重要なのは、1単語ずつではなく、一文をまるごと歌詞のように暗記することです。単語レベルでは発音が違うと何も通じませんが、文になっていれば、少しぐらい間違っていても、かなり意味が通じるようになります。

あらゆる言語において、日常会話には決まり文句がたくさんあります。これを沢山覚えると、現地での生活にとても重宝します。自分の意思を伝えられるだけでなく、相手が言ってる決まり文句も理解できるようになります。現地人の発音を単語レベルで理解できなくても、自分も丸暗記した決まり文句なら、相手が使用した時にピンと来ます。そして、これを繰り返していけば、簡単な日常会話が出来るようになるのです。

学習のコツさえ掴めば、タイ語会話は飛躍的に上達させることが可能です。大切なのはリズムとアクセントです。それらを頭に焼き付けながら、習得したメロディーを自分なりに醸し出せば良いのです。





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